最安値チェッカー無料プレゼント

魂の旋律−佐村河内守/NHKスペシャル
オススメ度
価格:1575 円(税込)
発送可能時期:在庫あり
出版社: NHK出版ジャンル: 楽譜 サイズ: 四六ページ数: 256著者名: 古賀淳也初版日: 2013年10月29日ISBNコード: 9784140816134☆一口メモ☆:  “現代のベートーベン”(米「TINE」誌)と称される音楽家・佐村河内守(さむらごうち・まもる)。彼が作曲した「交響曲第一番」は、《HIROSHIMA》」は東日本大震災の被災地で“奇跡の旋律”と呼ばれ、クラシックCDとしては異例の12万枚の売れ行きとなっている。 佐村河内は4歳からピアノの英才教育を受け、10歳で作曲家を志し、音楽理論を独学で学ぶ。上京し、一時ホームレスになるなど貧困と戦いながら作曲を続けるが、高校のころに始まった聴覚異常が進み、35歳で全聾となる。聴覚を失ったあとに作曲したゲーム音楽で世界的な評価を得るも、音楽業界からは姿を消す。その後、ボランティアで訪れた障害のある子どもたちとの交流をきっかけに「音楽とは他者のためのもの」、「音をなくした=闇の中にこそ、真実の音がある」と考えるようになり、重度の耳鳴りや発作と闘いながら「交響曲第一番」を書き上げる。「自分は1人しか救えない」と語るように、実在の“誰か”に献呈するため、“命を削るようにして音をつむぐ”作曲活動をいまも続けている。 本書では、こうした佐村河内の過酷な半生を踏まえつつ、音を失った作曲家がどのように音楽をつくり出すのか、本人へのインタビューなどをもとに、その驚異の能力を解き明かす。さらに、被災者への“鎮魂”のためのピアノ曲「レクイエム」完成にいたるまでの苦悩、被災地の人々との交流などを丁寧に追いながら、音楽家・佐村河内守の実像に迫る。 著者は2008年に佐村河内と知り合い、この5年間親交をふかめながら、間近で“過酷な日常”や“満身創痍の作曲活動”を見てきたという。著者だからこそ知りえたこと、感じたことも盛り込みつつ内容を充実させて、急増中の佐村河内ファンの期待に応える1冊。♪NHKスペシャル収載曲:  ■第一章:「交響曲 第1番“HIROSHIMA”」への軌跡 作曲家という人になりたい 初めての発作 音を失った作曲家 佐村河内さんとの出会い ありのままを撮ってくれるなら 嬉しいニュース 初めてのコンサート 熱意のリレー 希望のシンフォニー ■第二章:僕には一人しか救えない   レクイエムの作曲を決意 津波で母を亡くした少女 僕には一人しか救えない 初めての被災地入り ぶつけようのない怒り 千羽鶴に書かれた「愛と祈り」 ■第三章:世界でいちばんママが好き   真奈美ちゃんの家へ お守りとストラップ 母・希久美さんの最後のメール 二人をつないだピアノ 子どもたちへの眼差し 世界でいちばんママが好き ■第四章:お互いを家族として考えよう   月に一度の通院 音楽室での「瞑想的作曲」 お互いを家族として考えよう レクイエムの全体構成 直面した発作 ■第五章:ストック・ブレインと一〇〇の音色 「NHKスペシャル」でしたかったこと 音楽学者がうなった譜面 専門家の語る、作曲家としての才能 ストック・ブレイン 記憶の中にある一〇〇の楽器 ■第六章:光の交換 進まぬ筆 二人をつなぐ紐 子どもたちとの「光の交換」 晶大さんの笑顔 美来さんの千羽鶴 再び被災地へ 希久美さんの墓前にて ■第七章:深まる苦悩 演奏会の準備 校長先生との出会い 倒れなかったヒマラヤスギ 陸前高田のスーパーマーケット 三度の千羽鶴 深まる苦悩 最後の砦 女川での野営 そして扉は開かれた ■第八章:レクイエムの誕生 全てを亡くした男性 湧き出ずる音 神聖な記譜作業 奏でられたレクイエム 希久美さんへの報告 人の心の復興 ■エピローグ ■鎮魂の旅路の果てに—刊行によせて 佐村河内 守 ■あとがき

詳細を見る

コスメブランド